【実録】死ぬまでにやりたいこと〜インド旅行記②〜
こんにちは!らあこです!!
いよいよ、インドでのボランティア活動開始!!
本当に人生観が変わる出来事が次々に起こるのです・・・
①ボランティアに行くなら知っておきたいこと
さて、インドでボランティアするぞ!!と決めたら、ちょっとだけマザーテレサってどんな人なのか、実際どんなところでボランティアをするのか知っておくと安心。
実際に初日にどこでボランティアをしたいか希望を聞かれます。
そして、ボランティア先の施設をある程度知っておいた方がいいです。
私、全く調べずにいきました。笑
正直衝撃を受けます。活動内容も施設で生活いている人にも・・・
なので、少しだけ紹介していきます!!
・マザーテレサはどんな人
このボランティアに参加するのであれば知っておきたい人物が
『マザーテレサ』
聞いたことある人物かもしれないですが、実際どんなことをした人なのか知っていますか?
マザーテレサは、インドの貧しい人や、病気や障害があって家族に捨てられしまった人、または子供や女性の社会的弱者を助けた修道女です。
また、そのような人が生活できる施設を設立した人です。
マザーテレサはもともと約20年間はインド・コルカタの修道院の女学校(上流階級の子女が通う学校)の教師でその後は校長を務めました。
しかし、コルカタの街で貧しい人々の生活を目の当たりにして、マザーテレサは悩むのです。
「このままでいいのか。神に祈るだけで、何も行動をしなくていいのか・・・」
そんな時、彼女に信じられない出来事が起きました。
神のお告げを聞くのです。
『貧しい人や病める人を愛を持って助けなさい』と。
それを聞いたマザーテレサは、修道会を退会し、コルカタの貧しい人々のためスラム街で働くことを決意したのです。
修道服を脱ぎ、白のサリーを見に纏ったマザーテレサは看護の勉強をしたそうです。
その後、マザーテレサの設立した施設で有名な【死を待つ人の家】を建てたのです。
インドのコルカタを始めとする世界中でマザーテレサは活動を続けました。
その素晴らしい活動が認められ、1979年にノーベル平和賞受賞。
その時のマザーテレサの言葉に感銘を受けました。
『私はノーベル平和賞にふさわしい者ではありません。しかし、この素晴らしい賞を、世界中の貧しい人に変わっていただきます。私のための祝賀晩餐会はいりません。そのお金を貧しい人々にお使いください。』
そのお金は、貧しい人々のための施設建設などに充てられたそうです。
最期まで世界中の貧しい人や社会的弱者の人々に愛を与え続けたマザーテレサは、1997年に亡くなりました。
コルカタにはマザーハウスという建物があります。ボランティアの際にはぜひ訪れてみてください。そこにはマザーテレサが生活していた部屋を見ることができ、彼女の思いや言葉が展示されています。お墓もこちらにあり、静寂で神聖な場所でした。
マザーテレサが建てた5つの施設で私たちはボランティアを体験できます。
その施設を紹介します!!
・ボランティアができる場所
・Prem Dam(プレムダン)
100人以上の様々な病気に患っている人たちを収容している施設。
知的障害などで家族に見捨てられた人などもいる。
カリガードよりの患者に比べると症状が軽いので会話もできる。
・男女共にボランティア可能
(男性、女性で施設内で分かれているので、男性は男性、女性は女性がお世話をします。)
午前中のみのボランティア
・Kalighat(カリガート)
ここは【死を待つ人の家】とも呼ばれ、貧しく瀕死の状態の患者さんが収容されている。
結核やマラリア、肝炎などを患っている人も多いため、医療関係者の参加者が多い。
色々な病気の方がいるのでマスクや、手袋、消毒などを持っていくと良い。
・男女問わずボランティア可能
午前と午後のボランティアが可能(8:00〜12:00 15:00〜17:30)
・Shishubhawan(シュシュバハン)
10歳未満の子供たちが集まる孤児院。
知的障害や体が不自由な子、脳性麻痺、結核を患っている子がいる障害孤児と、健常孤児が暮らす施設。
養子縁組を待つ子供たちもいる。
・女性のみのボランティア
午前も午後もボランティアが可能(午後はボランティアが少ない)
・Shanti Dam(シャンティダン)
孤児や貧困家庭で育てて行けない子供たちが生活をする施設
貧しい村から身売りされ、売春を強要された女性や、虐待を受けた精神障害を持っている女性が生活する施設。
・女性のみボランティア可能
午前中のみボランティア可能
・Daya Dam(ダヤダン)
シュシュバハンより年上の子供たちが生活する施設。
1、2階に軽度の障害を持つ男の子たち、3階には障害を持った女の子たちが生活している。
・女性男性共にボランティア可能
午前、午後ボランティア可能(8:00〜12:00 14:00〜17:30)
②1日目のリアル日記
〜1日目〜
朝は早くて、6時起床。
初日は専用のバスに乗って7時にはマザーハウスに到着。
そこには、世界中の各国からボランティアの参加者が集まっていた。
韓国や中国、スペインやアメリカ、フランス、日本人もたくさん参加していた。
マザーハウスでは、バナナと温かいチャイが振る舞われたが、ムシムシした暑さで全く食べられず・・・
初日は、ボランティアの登録と、明日から活動する施設の発表があった。
日本人のシスターもいて日本語で説明を受けた。
そして私が担当になった施設はのは Prem Dam(プレムダン)。
どんなところで、どんな人がいるのか、とにかくドキドキ。
その日は、登録会だけ参加し、午後から観光する予定だったため、一旦歩いてホテルまで。
しかし、ホテルまでの道のりでコルカタのカルチャーショックを受ける。
まずは、車やバイクの多さ、クラクションをこれでもかと鳴らす人たち。
(これも交通整理がされていないからだと思う。日本ではこんな騒がしい危険な道路を見たことない。)
「ハロー、ハロー」と物乞いをする子供たち。
外で水浴びをする人たち、道端で排便をする子供たち。
外で鶏を捌いてる人々。
物乞いには本当に心が痛む。裸でいる子供たちや裸足で駆け回る子供たちが物乞いをしている。道端で座り込んで物乞いする女性や、足のない老人の物乞い・・・
最初はかわいそうその気持ちでお金を渡してしまう。
でも、後に子供の物乞いにはお金は渡さない方がいいと聞き、渡さないようにした。
【バイクも車も歩く人もごちゃごちゃの道路】
【物乞いをする子供たち。でもカメラを向けると笑顔でポーズを決めてくれた。】
【道端で体を洗う青年たち】
【物乞いする老人、子供たちがほんとに多かった・・・】
写真のような景色を目の当たりにし、私すごいところに来てる!!と実感する。
そんな生活をする人たちの生活臭にはなかなか慣れれるものではなかった。
これぞカルチャーショック。
次回から施設での様子をご紹介します!!